渋谷区広尾にあるコンディショニングルーム『TEETER TOTTER』の塩川です。
先日、電車内で目の前でフラフラと倒れ込んでしまう女性に出会いました。
突然のことで驚いたのですが、吐き気・頭痛・目眩はなく、以前から貧血傾向だったということがわかりました。
皆さまの近くにも貧血傾向の方はいらっしゃいませんか?
意外に知られていませんが、よくよく考えると侮れない貧血。
本日は【貧血の末路...】をお送りします!
貧血は体内の鉄分が不足することを言い、鉄分を含む赤血球が不足・変形してしまい、全身の酸素不足を引き起こします。
貧血の進行段階として以下のように変化していきます。
初期
・起立時のふらつき。
・軽い目眩。
・ぼーっとする。
・末端が冷える。
初期の段階ではよくある貧血症状のため、「あ、貧血かな?」程度の症状から始まります。
中期
・身体の鉄分が減り、四肢末端が酸欠・栄養不足になる。
・血管がもろくなり、出血傾向になる。
・肌や髪がパサパサになる。
中期になると「何でこんな状態になったのかな?」と徐々に原因がわかりにくくなります。
さて、この段階を過ぎると貧血の本当の恐怖がやってきます。
末期
・起床時に動悸がしたり、起き上がるまでに時間がかかる。
・免疫力の低下から内臓疾患にかかりやすくなる。
・内臓への血液供給が少なくなり、様々な症状を来す。
末期では、生命維持を行う上で最も重要な「脳と心臓」以外の臓器から血液を集めようと働くため、四肢末端だけでなく内臓にまで様々な症状が出始めます。
特に女性は子宮で血液を大量に使うため、より注意が必要となります。アメリカのある州では肝臓に貯めている鉄分の指標である「フェリチン」が基準値以下の場合、出産を勧めないこともあるそうです。
貧血は日頃の積み重ねで起きてしまう為、小さなことをコツコツ始めていくことが大切です。
以前「隠れ貧血?!立ちくらみに注意」で対策について触れてますので、是非そちらもご覧ください。
今回は少し怖い内容でしたが、たかが貧血と思わず、早い段階で対処していきましょう。
担当:塩川
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