渋谷区広尾にあるコンディショニングルーム『TEETER TOTTER』の大場です。
2月18日(月)に店舗にて、プログレス主催の「第29回トレーナー異資格交流会」を開催しました。
今回はTEETER TOTTER マネジャーの長尾がスピーカーを務めて「疲労と自律神経」をテーマに開催しました。
【「疲労」と「疲労感」の違いとは 】
交流会の冒頭、そもそも「疲労」とは何かについて考えました。
「疲労」とは、心身への過負荷により生じた活動能力の低下
「疲労感」とは、疲労が存在することを自覚する感覚
つまり、疲労には実際にきっかけとなる行動や習慣があり、急性・慢性いずれにしても「疲労」を生じた明らかな原因がありそうです。原因が分かれば、ケアの方法、生活習慣での予防策など、具体的な対策が立てやすいですよね。
対して疲労感は、実際に疲労する心当たりがなくても、その人が「疲れたなぁ~」と感じれば「疲労感がある」ということになります。
一見大したことのないように見えますが、私たち治療家にとって「疲れた」という主訴への対応策を考える上で、この観点は非常に大事なことだと考えています。
生活習慣のパターン、職場やプライベートでの人間関係、趣味や嗜好、食事、睡眠、運動レベルなど、その原因や背景は人それぞれ違うということ、それら全てを加味した上で専門家としてのアドバイスができるように、日々お客さまと向き合いながら信頼関係を築いていきたいです。
【「疲労の視える化」への取り組み 】
TEETER TOTTERでは、㈱カネカ様・㈱メディシンク様と連携して、疲労度計を用いて「疲労の視える化」に取り組みました。
お客さまにご協力いただき、主にECG(心電図)による心拍数の生理的な揺らぎ、PPG(脈派)による脈拍に伴う動脈容積の2つから、自律神経の機能を評価しました。
疲労についてはまだまだ未知の部分が多いですが、こういった取り組みを通して少しでも世の中に貢献していきたいと考えています。
…と言いつつも、純粋に興味が尽きない分野ですよね。
詳しい方法や結果については店舗スタッフまでお問い合わせください!
後半はディスカッション形式で進行し、疲労と自律神経について参加者ぞれぞれの想いや悩みを共有し、エビデンスに基づいた知見などの情報交換も行いました。
今回は様々なフィールドでご活躍される14名の方々にご参加いただきました。
アスレティックトレーナー(JSPO-AT, NATA-ATC)
テニスパフォーマンスディレクター
パーソナルトレーナー
鍼灸師
あん摩マッサージ指圧師
柔道整復師
学生
終了後は店舗の近くにある居酒屋で懇親会を行いました。
お忙しいところお集まり頂きありがとうございました!
次回は3月11日(月)19:30より「トレーナー・治療家としての独立と開業~経営入門~」をテーマに開催を予定しております。
ご興味のある方は下記までお問い合わせください。
<お問い合わせ先>
contact@teeter-totter.tokyo
担当:大場
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