TEETER TOTTERの廣瀬です。
今回は肩に痛みがあるお客様への施術の流れを紹介します。
〈主な症状〉
・半年ほど前から肩を上げた時に痛みを感じる
・痛みの程度は良くも悪くもならず変わらない
・患側と反対側の肩を触れないほど可動域が狭くなっている
・痛みで普段行っているトレーニングに支障がでている
肩を評価したところ、肩周辺にあるインナーマッスルといわれる筋肉の一部が委縮し、機能低下を起こしていました。
その影響で肩のポジションが崩れ、動かした時の痛みに繋がっていました。
半年ほど痛みが続いていたので、動かせなかった筋肉や周辺の組織の硬さが強く出ていました。
〈治療の流れ〉
・肩周囲の硬くなっている筋や組織に鍼とマッサージ
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・上記の部位のストレッチ
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・機能低下を起こしているインナーマッスルのリハビリ、トレーニング
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・インナーマッスルと肩周辺の筋との協調を促すようなトレーニング
施術後にはペインスケールで痛みの程度は10→2,3に減少し、可動域も施術前は触れなかった反対の肩を触れるようになるまで変化が出ました。
痛みが続いて動かせなかった期間が長く、筋肉の萎縮の程度や周辺組織の硬さも強いので、継続して施術、トレーニングを行うことの重要性を伝え、今後の治療プランを提案しています。