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第6回日本アスレティックトレーニング学会 ~EBATと実践研究での「視える化」~

written by

渋谷区広尾にあるコンディショニングルーム『TEETER TOTTER』の大場です。

7月22日(土)・23日(日)に「第6回 日本アスレティックトレーニング学会学術集会」に大場と長尾で参加してきました。

大会テーマ
「根拠に基づくアスレティックトレーニング(EBAT)の推進に向けて」
‐経験・科学・人・組織と実践における輪の力‐

日本アスレティックトレーニング学会学術集会
http://www.js-at.jp/index.html

(以下HPより抜粋)
アスレティックトレーナーが関わる全ての領域の科学的研究とその発展、会員相互の連携と情報交換を促進し、関連機関との交流を図ることによって、アスレティックトレーナーの社会的認知を高め、スポーツおよびスポーツ医科学の普及・発展に寄与することをめざします。

この目的を達成するために以下の事業を行います。
1. 学術集会、研究会、講習会の開催
2. 学会誌、その他の刊行物の発行
3. その他本会の目的を達成するために必要な事業

 

会場は長野県の「軽井沢プリンスホテルウエスト」にて開催されました。
勉強に来ている一方で、豊かな自然に圧倒されながらリゾート気分を味わうことができました。

たくさんの先生方が参加されて、懐かしい再会と新しい出会い、業界内での横の繋がりの大切さ、人との関わりの温かさを改めて感じる機会となりました。

 

【 根拠に基づくアスレティックトレーニング(EBAT)の推進に向けて 】

今大会ではEBATEvidence-Based Athletic Trainingの推進に向けて、現場や臨床でいかにして臨床研究・実践研究に取り組んでいくかがテーマでした。

EBATとは考え方であり、エビデンスとしての一般的な情報も考慮した上で、環境や個別性に即した現場での判断が求められています。

そもそも科学と個別性の間には矛盾するところが多く、そのため厳密な科学的データを現場でとることは難しいという背景があります。

そのため、臨床では実践研究という方法が用いられます。

実践研究
実践現場における暗黙知を可視化して形式知にし(エビデンス)、さらにそれを磨いて実践知にすることである。ただし理論知までは要求しない。

 暗黙知:経験や直感など、その人だけが暗黙に知っているもの
 形式知:主に文章、図表、数式などによって説明できる客観的な知識
 実践知:形式知に現場での判断が加味され、同業者の間で理解できるデータ
 理論値:科学者にも納得できるレベルのデータ(有意水準5%、実験群/対象群など)

 

現場や臨床は、常に「小さな実践研究の積み重ね」により成り立っているとも言えます。
このことは以下のブログで「CAPDサイクル」として取り上げています。

2016.9.1
アスレティックトレーナー(AT)~7つの役割~ Part 4
https://www.teeter-totter.tokyo/blog/2049.html

研究というと語弊が生じるかもしれませんが、原因や根拠となる手がかりを知るためにも、TEETER TOTTERでは測定や評価を大切にしています。

 

【 「視える化」から始める、小さな実践研究の積み重ね 】

ひとつ例を挙げてみます。

  1. 慢性的な腰痛を患っている
  2. 「もも裏の筋肉の硬さにより腰痛が発症している」と仮定したときに、改善策としてもも裏のストレッチを実施した。
  3. その結果、慢性的な腰痛は緩和され、もも裏の筋肉も柔軟性が出てきた。

ただこの一文を読んでも「どこが、どのように、どのくらい良くなったのか」実際のイメージがつきにくいですよね。

またこの出来事から時間が経過すればするほど、その頃の記憶は曖昧になり、さらにその効果や変化が見えにくくなってしまいます。

よくある「何となく良くなった気がする」というフィードバックのしにくい結果を得ることになります。

 

そこで、以下の写真のように、まずは情報を「視える化」します。すると、以下のような結果を客観的にも得ることができます。

・ストレッチをしたら20cmも柔軟性が改善した
・柔軟性が改善し、床に手が届くようになった
・実施したストレッチは、柔軟性の改善に有効である
・実施したストレッチは、腰痛緩和に有効である
・もも裏の筋肉の柔軟性と腰痛発生のメカニズムには関係がある
・時間が経ってもデータとして残るので、経時的な変化も追うことができる etc

もちろん、これだけでは科学研究として確かな根拠にはなりませんが、少なくともお客様との間では共感が得られます。

さらに「なぜ」を追求していき、個別性に合わせた最善の方法論を模索していきます。

これは小さな実践研究であり、小さくてもエビデンスであるといえます。
この作業を積み重ねていくことで経験となり、さらに「視える化」することにより根拠となります。

このように、お客様に何かを説明するときに根拠やデータなど「視える化」したものを提示できると安心感がありますよね。

研究というと一線引いてしまいがちですが、科学的思考を持って施術に当たることは大切なことだと思います。

 

様々な発見があり、とても充実した2日間となりました。
常に新しい知見や情報を取り入れていく姿勢を大事にしていきます。

担当:大場

TEETER TOTTERは
あなたの10年後のアクティブライフを支えていきます


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