渋谷区広尾にあるコンディショニングルーム『TEETER TOTTER』の大場です。
6月12日(月)に店舗にて「第11回トレーナー異資格交流会」を開催しました。
今回はスピーカーに椿 兼一朗トレーナーをお招きし、「舞台関係のトレーナー活動」をテーマにお話しいただきました。
椿さんはアスレティックトレーナーとして様々なスポーツ現場でご活躍された経験があり、さらにコンサートやライブなど、ステージの裏側で出演者を支えるスタッフチームの一員としてトレーナー活動をされています。
椿兼一郎トレーナーのページはこちらです。
治療サロンLoople < http://www.loople.jp/ >
今回の交流会では、実際に舞台裏で行っている仕事の内容や、アーティストをサポートするために必要な資質についてお話を伺いました。
とても分かりやすいスライドと資料まで用意していただき、舞台裏で起こる様々なエピソードと緊張感がリアルに伝わってきました。
・どんな現場があるのか?
・どんな活動をしているのか?
・実際の仕事内容
・スポーツ現場との違い
・現場で起きたエピソードとその対応事例
・舞台スタッフとの関わり方
・NPO法人との活動 etc
後半は参加者からの質問を元に、出演者を取り巻く環境や安全性についてディスカッションを行いました。
また、仕事に至る経緯や報酬など、他では聞くことのできない貴重なお話も聞くことができました。
【様々な現場で活躍するアスレティックトレーナー】
舞台関係のトレーナー活動というと、「マッサージなどのケア」を一番に連想するのではないでしょうか?
実際にケアの依頼が多いそうですが、コンサートやライブに帯同する上でアスレティックトレーナーにはそれ以上の活躍が期待できます。
アスレティックトレーナーについては下記ブログをご覧ください。
H28.6.10
【ATの7つの役割 ~予防・救急処置~】
< https://www.teeter-totter.tokyo/blog/1796.html >
舞台でのダンスやパフォーマンスも、捉え方によってはスポーツであり、高強度の運動が含まれることがあります。
それに伴い怪我をすることもあり、舞台裏にも様々な危険が潜んでいます。
具体的には以下の仕事があるようです。
・出演者の衣装やシューズの確認(安全性、パフォーマンスへの影響)
・舞台の床の材質の確認(身体への負担、スリップの危険性)
・本番前後のコンディショニング(食事、テーピング、ケアなど)
・本番中のトラブル対応
・その他、舞台スタッフの健康管理やお手伝い
他にも現場ならではの判断や対応を迫られたり、出演者を支える一スタッフとしての振る舞いが求められてきます。
出演者の健康管理だけでなく、コミュニケーション能力やマネジメント能力、その場での対応力が求められる舞台では、アスレティックトレーナーだからこそ担うことのできる仕事があります。
今回も様々なフィールドでご活躍されている方々にご来場いただきました。
なんとこの会に参加するために関西から来られた方もいらっしゃいました。
アスレティックトレーナー(AT)5名
鍼灸師 8名
柔道整復師3名
理学療法士1名
視能訓練士1名
学生 2名
終了後は店舗のとなりにある居酒屋で懇親会を行いました。
ご参加いただきました皆さま、お忙しいところお集まり頂きありがとうございました!
次回は7月17日(月)19:30より【テーマフリーの交流会】開催を予定しております。
多くの方のご参加をお待ちしておりますので、ご興味のある方は下記までお問い合わせください。
<お問い合わせ先>
contact@teeter-totter.tokyo
担当:大場
TEETER TOTTERは
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