渋谷区広尾にあるコンディショニングルーム『TEETER TOTTER』の髙宮です。
出産経験のあるお客さまを担当させていただく際、現在の身体の悩みの原因が出産を機に出てきていることが多いため、妊娠前〜妊娠中、産後や子育てのお話なども伺います。
その中で、“ママあるある”によって身体の不調が多いことに気付きました。
今回は妊活中の方や現在マタニティライフ中という方に興味関心を持っていただきたいことを2つご紹介いたします。
1. 貯筋(ちょきん)が大切!
約10ヶ月という長い時間をかけて、赤ちゃんは少しずつお母さんのお腹のなかで成長していきます。
臨月のお腹になると、羊水&胎児&胎盤などで約4kgになります。
そのため運動習慣がなかった方など、この重さを支えられる筋力がない状態で妊娠された方の多くが①腰痛や骨盤痛に悩まされていました。
また、筋力がないことで分娩の際に上手く力むことが出来ず、②難産になってしまう方や、酷い方だと妊娠を維持することが難しく③早産の危険性があるためベッドで絶対安静になってしまう方もいらっしゃいました。
腰痛や骨盤痛で悩まれた方のなかには、妊娠を機に苦手だった運動をスタートさせる方もいらっしゃいます。
ですが、妊娠中の運動は胎児だけでなく母体へのリスクを伴うことも多いため、しっかりと知識を持った医師や理学療法士などからの指導が必要になり、近くにそういった場所があるとは限りません。
また、③になってしまう可能性などを考えると、妊娠前からの貯筋(筋肉を蓄える)をおすすめします!
出産後も貯筋その効果は大きく、貯筋をされていた方からは、
・産後の体力回復が早いと看護師さんに驚かれた
・産後のマイナートラブルに悩まされることがなかった
という声を聞きます。
一方、貯筋されていなかった方は、
・出産を機によくぎっくり腰になるようになった
・尿漏れが酷くて遠出できなかった
・腱鞘炎が酷くて包丁も握れなかった
などの悩みがあるようです。
※貯筋は永遠に続くわけでないため、産後もしっかりと運動を再開することをお忘れなく!
2. ご自身のお母さまに自分を産んだ時の話を聞く
出産経験のある友人などからマタニティライフ・出産エピソードの詳細を聞くという方は多いですが、ご自身のお母さまから聞いたことがあるという方は意外に少ないようです。
ご自身のお母さまに妊娠中、出産したときの話をぜひ聞いていただきたいです!
というのも、骨格の似ているお母さまのマタニティライフ・出産が、ご自身とも共通する可能性が高いからです。
※骨格だけでなく子宮口など産道の形状も遺伝していることが多いようで、陣痛から分娩までの時間なども似ていることも少なくないようです。
お客さまの中にも、出産をしてからお母さまに妊娠中の話や陣痛・出産エピソードを聞き、『全く同じでもっと早く聞いておけば、色々と準備ができたのに…』という方もいらっしゃいました。
ぜひご自身のお母さまにお話を聞いてみてください!
近年、産後に仕事復帰をされる方が多いことも影響し、色々な妊娠・出産の形が増え、産後・仕事復帰を機に身体の不調を訴える方が多くいらっしゃいます。
産後ケアはもちろんですが、出産前の身体の準備もとても大切です。
運動が苦手という方、産後のケアでお悩みの方、いつでもお気軽にご相談ください(^_^)/
担当:高宮
あなたの10年後のアクティブライフを支えていきます