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STAFF
INTERVIEW

長尾 樹
TATSUKI NAGAO

経歴

専門学校在学中にインターンとしてキャリアをスタート。
トレーナーと鍼灸を合わせて5年間の在学中は、サッカー、ソフトボール、ラグビー、スケートなど様々なスポーツ現場で経験を積む。卒業後は都内鍼灸マッサージ院にて勤務。2014年10月に当店を立ち上げ、マネジャーに就任。

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この世界に入ったのは自然と決まっていて、天職。

この世界に入って約14年です。ひと月に診るお客さまの数は延べ100人前後、年間では約1,200人になります。本格的にトレーナーを始めて10年以上経つので、これまで延べ12000人以上の方の身体を診させていただいたことになるかと思います。
元々小さい頃から身体のことに興味があり、授業も理科とかが好きで、そこから医学とか医療の分野に関心を持つようになりました。トレーナーという職業を目指した具体的なきっかけを挙げるとすれば、サッカーをしていた学生時代です。その頃は漠然と将来はサッカーに携われる仕事をしたいなと考えていて、トレーナーか報道関係のどちらかで迷っていました。というのも、高校生の時がちょうど日韓ワールドカップで、その決勝戦を見ながら「どうすればこのピッチに立てるのか?」を真剣に考えて、その時にふとトレーナーか報道関係が頭に浮かんだのです。実力的に選手は無理でしたので(笑)
あとは、中学生のサッカー部時代ですね。一年生の時は先輩がいるのでなかなか試合に出られず、やっと自分達の代になってレギュラーで試合に出られることになったのですが、Jリーグのジュニアユースにいた子がチームを辞めて途中で部活に入って来て、一瞬でレギュラーを持っていかれちゃいました。
その時に思ったことが「悔しいから努力しよう」ではなく、「何でこんなに違うのかな?」という疑問でした。同じ年数を生きてきて、同じくらいの時期にサッカーを始めたのになぜだろう?と。自然と身体の仕組みや動かし方に興味が沸いていました。

本格的に勉強を始めたのは専門学校からです。2年間アスレチックトレーナー科に通い、同じ学校の鍼灸科にも3年間通ったのでトータル5年間です。学校で身体の勉強をすればするほど、「なるほど」とか「だから自分がダメだったのか」「だからあの子は凄かったのか」と中学生時代に疑問に思っていたことが分かってきてどんどんのめり込んでいきましたね。
なので、この世界に入ったのは自然と決まっていたのではないかなと。大袈裟ですけど、自分ではこの仕事が天職だと思っています。

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物事の原因には背景があるという考え方。

何事にも原因には背景があると思っているので、その原因を根本から改善するにはどうすれば良いのかという視点を持つようにしています。絶えず考えていることは、改善しても本当に良くなったのかな?これが本当に原因だったのかな?ということです。
分かる所まで掘り下げていかなきゃスッキリしないですね。身体の知識で分からないことがあればひたすら調べますし、お客さまを診るときの物差しが、筋肉や骨だけではなく、感情やこれまでの生活の背景に及ぶこともあります。もちろん同業の方に相談することもあります。
原因が分かった時や原因と背景が繋がった時、お客さんの身体が変わった時は、幸せというと少し変わった表現かもしれませんが、とても達成感を感じます。この仕事にさらにのめり込んでいく瞬間ですね。

身体はみんな同じ、身体をより良くしたいという気持ちが一番。

僕は施術の時はお客さまに対して先入観を持たないようにしています。社長さんだとか有名人だとか同業者だとかいうことも全く気にならないです。基本的に身体はみんな同じだと思っていますし、身体をより良くしたいという気持ちが一番先に来てしまうので。無頓着すぎると言われることもありますが(笑)
お客さまは本気で身体のことを相談しに来られているので、こちらも真剣にお客さまの身体と向き合う。
とにかく「身体をより良くすること」が一番なので、お金関係なしでも身体を診たいと思っています。極論ですけど。
こういう考えなので、トレーナーが僕の天職なのだなとつくづく感じています。

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