『3行日記を書くと、なぜ健康になれるのか?』という本を皆様にご紹介したいと思います。 著者の小林弘幸先生は、順天堂大学医学部の教授でもあり、自律神経研究の第一人者として有名な先生です。
書く内容はたったの3行。そして短文です。
1.今日いちばん失敗したこと
2.今日いちばん感動したこと
3.明日の目標
なぜこの3行日記をつけるだけで健康になれるのか?
1~3の順番で書くというところにもポイントがあるのですが…
最大のポイントは自律神経のコントロールです。
皆さまもご存知のとおり、自律神経が乱れると、全身の血流が悪く、筋肉や内臓に酸素や栄養がうまく行き渡らない状態になってしまいます。
先生の研究では、いったん乱れた自律神経はなかなか元に戻らないということが分かっているそうです。
そして、自律神経の乱れは毎日リセットしないとどんどん悪化していきます。
さらに、乱れたままの状態で睡眠に入ってしまうと翌日まで引きずってしまい、悪い流れが出来上がってしまいます。
そこで1日の締めくくりに日記に向かい、忙しく慌ただしい日常の流れを『止める』ことが最も大切とのことです。
車のエンジンもアクセル(交感神経)全開のままだとオーバーヒートしてしまいます。
オーバーヒートして止まるのではなく、自らブレーキ(副交感神経)をかけて止めてあげることが大切です。
そうすることで、乱れた自律神経がリセットされ心も身体も安定していきます。
3日坊主の僕も、3行で短文なら出来るだろうと思い先月から日記を書き始めました。
日記に向かっていると、書くことでもやもやしていたものが意識化し、頭の中が整理されることで、 不思議と心も体もリラックスして呼吸も深くなってくる感覚を体感しています。
寝る前に考え事をして、眠れなくなってしまうこともほとんど無くなってきました!
この本には、自律神経の安定がもたらす効果もあわせてたくさん書かれています。
本の内容をすべてご紹介出来ないのが残念ですが、TEETER TOTTERの本棚に置いてありますので、是非お手に取って読んでみてください。
マネジャー 長尾